偏頭痛と食品

偏頭痛と食品その3

 

 

では、反対に偏頭痛を予防するために進んで取ったほうが良い食品には、どのようなものがあるでしょうか?

 

それは、体に良いとされている緑黄色野菜が代表的です。これらにはマグネシウムとビタミンB2が沢山含まれています。

 

緑黄色野菜は偏頭痛の予防のためだけでなく、健康を維持するためにも良い食べ物ですから、緑黄色野菜をどんどん取りましょう。

 

野菜に含まれているマグネシウムと言う成分は、体が必要としているミネラルのひとつです。マグネシウムが不足してしまうと、様々な症状が出てきます。

 

例えば、めまいがしたり、疲れが取れなかったり、慢性的に疲れていたり、このような症状が出てきます。また、ストレスを感じたり、こむらがえりなど、足がつったりと言った症状が出てきます。

 

マグネシウム不足になると、血管が容易にけいれんするようになり、更に痛みに敏感になってしまうので、些細なことで頭痛を感じることになります。偏頭痛が起こる人の、およそ半分がマグネシウム不足であるというデータもあります。

 

では、なぜ、マグネシウムを摂取すると頭痛に良いのでしょうか?それは、マグネシウムの成分が血管の収縮を防いでくれるからです。また、他にも、マグネシウムは血小板が凝集することを防いでくれます。

 

ですから、普段から肩こりで頭痛がしてしまう方は、マグネシウムの成分が筋肉の収縮を和らげてくれますから、結果、肩の筋肉の硬直を和らげ、頭痛を予防することになります。